「芳香療法」と訳されるアロマセラピー。アロマオイル(精油)を使って心や体のトラブルを癒し、健康や美容に役立てていく自然療法です。
アロマ(芳香)とセラピー(療法)を合わせた造語がアロマセラピーです。
アロマオイルを体に塗りこんだり、ポットを使って蒸発させることで、皮膚からの吸収、呼吸からの吸収によって大きな効果を発揮します。
花の香りで幸せな気分になったり、ペパーミントの香りで鼻がスーッとしたりという経験があるでしょう。
それらはすべて香りが心が体に作用して起きること。
そんな香りの作用を効果的に利用するのが、アロマセラピーの基本的な療法です。
■アロマオイル(精油)を使っておこなう自然療法のひとつ
アロマセラピーは、植物の有効成分を凝縮したアロマオイル(精油)を使う療法。植物から得られる成分を利用するという点で、ハーブや漢方と同様ですが、アロマセラピーはアロマオイル(精油)を使うことが基本です。
■アロマセラピーで行うこと
・香り
香りによって人の心身に働きかけ、リラックス効果や体調不良の改善などを目指すもの。
・体に吸収させる
植物から得られる有効成分(アロマオイル)を体に吸収させ、心身を強壮させるというもの。アロマバスやアロママッサージで、アロマオイル(精油)の効果を直接、皮膚から取り入れることなどです。