DHAの効果・摂取量・食材・サプリメント

DHAのはたらき

ディーエイチエー(DHA)はドコサヘキサエン酸の略語です。
日本人になじみの青魚に多く含まれています。
脳や神経組織の発育、機能維持に不可欠な成分(オメガ3系の多価不飽和脂肪酸)で、人間のからだでは脳細胞に多く存在します。

魚やアザラシを多く食べるイヌイットは高脂肪食なのに血液に関わる疾患が少ないことから判明した成分です。

ディーエイチエー(DHA)は記憶や学習能力の向上や、EPA(イーピーエー)と同様、血液の流動性を高め血管を拡張させて血小板凝集を抑制します。
また血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やす働きがあります。

DHAが豊富に含まれる食材

まぐろ、ぶり、さんま、鮭など

DHAの摂取方法・摂取量

1日の総脂質摂取量の7割くらいを魚油やオレイン酸やリノール酸の植物性油脂で補うように心がけるとよいでしょう。
主な供給源は、背の青い魚です。それ以外の魚類も供給源になると考えてかまいません。
特に魚の目の周囲の脂肪に多く含まれています。

ディーエイチエー(DHA)摂取を目的とした魚の調理法としては、刺身、煮魚などがおすすめです。
揚げ物や網焼きにすると、せっかくのディーエイチエー(DHA)が脂肪分といっしょに外に流れ出てしまい、効率よく摂取できません。
ディーエイチエー(DHA)の豊富な魚は、酸化されやすいという難点があります。
鮮度に十分注意すると同時に、体内での酸化を防ぐためにベータカロテンやビタミンC、ビタミンEの豊富な食品を組み合わせてとるようにするとよいでしょう。

成人男性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。
成人女性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。

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