流産の多くは妊娠初期。しかも8週以前と、妊娠が分かったか分からないかというごく初期がほとんどです。
悲しい結果となる流産ですが、その原因は何か、そして予防法はあるのでしょうか。
流産の原因
妊娠初期の流産の原因は赤ちゃん側に問題があって、うまく育たなかったものが多いと言われています。残念なことですが、これは防ぎようのないものです。
しかし、中期以降の流産は、母体側に原因があることが多いです。例えば、子宮筋腫や頚管(けいかん)無力症のような疾患、転倒などの事故、過労やストレスなどです。
でも、これらはある程度、未然に防ぐことのできるもの。気をつけることで防げるのなら、それを最優先にしたいものです。
流産の予防
流産の多くは妊娠初期に集中しています。いち早く妊娠がわかっていれば、いちばん危険な時期に、過労や激しいスポーツなどを避けることができます。
いちばんの予防は、なんといっても妊娠を早く知り、日常生活に注意することです。
なるべく避けたいこと
- 重いものを持つ
- 激しいスポーツ
- 過労
- 体を冷やす
- 激しいセックス
- 精神的ストレス
- 激しい下痢