糖尿病の症状
すい臓で作られるインスリンというホルモンが不足したり、働きが弱くなり、血糖が異常に増えてしまう病気。
ブドウ糖は食事によって取り入れられ、エネルギー源として使われていますが、ブドウ糖が血液中に多くなると血管が栄養過多状態になり、微細血管などの障害を起こします。動脈硬化を進行させたり、免疫力も低下します。糖尿病が怖いのは、これらの合併症をまねくからです。
糖尿病の原因
40歳以上に多くみられるのが「インスリン非依存型糖尿病」で、日本人の糖尿病患者のほとんどは、このタイプです。
遺伝的な体質、肥満、カロリーの多い食生活、運動不足、精神的ストレスなどが引き金になります。
糖尿病の治療
食事療法、運動療法、インスリン注射、血糖降下剤の服用などを組み合わせて治療します。
糖尿病の注意
相当進行しないと病気に気づきません。合併症を防ぐには、早期発見・治療が重要です。更年期で肥満タイプの人や家族に糖尿病の患者がいる人は、年に1、2回の検査を受けましょう。