アロマオイル(精油)の香りには特徴があり、7種類に分類できます。
同じタイプ同士のアロマオイル(精油)は香りが似ています。
タイプごとの香りを把握しておくと、ブレンドするときに、できあがりの香りのイメージしやすくなります。
■柑橘系
柑橘系の果皮から抽出されたフルーティでみずみずしい香り。
気分を明るく前向きにする作用があり、アロマセラピー初心者にも使いやすいアロマオイル(精油)です。
・オレンジ・スイート
・グレープフルーツ
・ベルガモット
・マンダリン
・メリッサ
・レモン
・レモングラス
■フローラル系
花束に鼻を近づけたときのような、甘くて優しい香り。花から抽出した精油で女性に好まれます。長持ちする香りが多く、広い用途で使われます。
・カモミール・ジャーマン
・カモミール・ローマン
・ジャスミン・アブソリュート
・ゼラニウム
・ネロリ
・ラベンダー
・ローズ・アブソリュート
・ローズ・オットー
■ハーブ系
ハーブの葉や花から抽出されます。中には種子から抽出されるものも。
爽快感がありながら、ほろ苦さを感じさせる香り。
呼吸器系に作用するものが多く、気分をシャキッとさせます。
・クラリゼージ
・スイート・マージョラム
・タイム
・バジル
・フェンネル
・ペパーミント
・ヤロウ
・ローズマリー
■樹木系
木の皮や葉、小枝などから抽出されます。
森林をイメージさせる、さわやかな香り。ストレスを解消したい時や、リラックスしたいときに使われます。
・フランキンセンス
・ベンゾイン
・ミルラ
■樹脂系
樹脂から抽出されます。
重厚で甘い香りがし、香りが長続きするのも特徴。
肌のひび割れなどの治療効果が高いので、ハンドクリームやかかとクリームなどによく使われます。
・サイプレス
・シダーウッド
・ジュニパー
・ティートリー
・ニアウリ
・パイン
・プチグレイン
・ユーカリ
・ローズウッド
■エキゾチック系
原料の植物がアジア地域に分布しているためこの名がつきました。
非常に甘く、かすかに動物的な雰囲気がただよう魅惑の香り。
不安感や動揺を鎮める作用があります。香りに特徴があるので、ブレンドしたほうが効果的。
・イランイラン
・サンダルウッド
・パチュリ
・ペチバー
■スパイス系
料理にも使われる香辛料が原料のスパイシーな香り。
やる気や元気を取り戻させ、体を温める作用に優れています。
刺激が強いものが多いので要注意。
・クローブ
・シナモン
・ジンジャー
・ブラックペッパー