犬アレルギーの症状と対策

ペット、特に犬を室内で飼うという行為は、ペットからでるアレルゲンに接触せざるをえなくなり、その結果アレルギーを起こす可能性が爆発的に増えてしまいます。

犬と接触することによってアレルギー反応が引き起こされ、くしゃみ、鼻水、咳など、風邪とよく似た症状を発症することです。

犬アレルギーの原因

犬の毛がアレルギーを引き起こしているわけでなく犬の毛に付着したアレルゲンが症状を引き起こしているのです。

このアレルゲンは犬の体内で生成される物質で6種類(Canf1~Canf6)が知られています。
代表的な物質が「Can f 1」で犬を飼っていれば、ほとんどの家庭で検出されます。
「Can f 1」は非常に小さいく、ホコリなどの微粒子に付着して空気中を漂い、容易に拡散します。

対策

ペットを飼わないのがベスト。
すでに飼っている場合、家族がいれば、世話はお願いしてできる限り生活空間をわけるようにしましょう。

日々抜け落ちる毛を掃除をしたところで完全に除去することは不可能です。
ペットの皮膚を清潔にすることが第一の対策ですが、頻繁なシャンプーはペットの皮膚を傷める原因にもなります。
週2回のシャンプーが目安。

アレルゲンが付着しやすい布類やカーペットなどは犬と接触させないようにします。
その上でこまめに掃除をし、換気することも基本の対策です。

もしこれからペットを飼おうとしているならば、自分のアレルギー状態を正確に把握することが大事です。
まずは最寄の病院に行って血液検査をして自分のアレルギーの種類、程度を調べましょう。
項目は
1.一般的なアレルギー抗体の数値を表すIgE(花粉症の方などもこの数値が高いそうです)
2.アトピー鑑別試験
3.飼いたいと思う動物(犬、ネコなど)の上皮(毛のこと)、皮屑に対するアレルギー反応
を最低行なうべきでしょう。

これらの数値が異常に高い場合はしばらくペットを飼うことを延期して、治療に専念したほうがいいでしょう。

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