のぼせ・ほてり・多汗は更年期のサイン

急に汗が出てきて眠れなくなることも

更年期の症状の訴えでもっとも多いのが、のぼせ・ほてり・多汗です。昼夜に関係なく突然起こりますが、人に会うなどの緊張感がきっかけで起こることもあります。
また、夜中になると急にたくさん汗をかくために熟睡できず、睡眠不足からイライラが昂じるなど、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。

血管の収縮・拡張の調節がうまくいかなくなるのが原因

更年期になると、日によって、あるいは1日に数回、エストロゲンの分泌が急上昇したり急下降したりします。この急激な変動に影響を受けて自律神経が乱れるために、のぼせやほてり、多汗といった症状が生じてくると考えられます。

のぼせ・ほてり・多汗の治療

更年期の症状としてののぼせやほてりは、病気ではありませんが、つらいものです。日常生活に支障が出てきたり気になるときは、婦人科などで相談しましょう。ホルモン補充療法、漢方療法、自律神経調整剤などを用いた治療が行われます。

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