更年期の月経不順・閉経

卵巣機能の低下により月経不順から閉経に

更年期になると月経が24日以下の短い周期で何回も起こったり、周期が39日以上もあくなど月経周期が乱れてきます。
また、月経量が増える過多月経や、逆に月経量が極端に少ない過少月経が起こったり、月によって量が多くなったり少なくなったりする人もいます。

月経不順・不正出血に病気が隠れていることも

更年期には、ホルモンバランスの乱れから、月経前に少量の出血があったり、月経後もだらだらと出血が続くといった月経以外の出血も起こってきます。ホルモンのアンバランスで起こる機能性出血は、やがて自然になくなることが多いのですが、子宮や卵巣の病気が原因で不正出血が起きていることもあります。
月経不順も不正出血も病気が原因で起こるケースが少なくありません。更年期だからと放っておくと、病気を見逃すおそれがあります。

病気が原因で起こる月経不順

月経不順や過多月経は、女性に多い甲状腺の病気で起きたり、また、月経の量が多く期間が長い場合は、子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、子宮体がん、子宮内膜症などの可能性があります。
性交後に少量の出血がある場合は、子宮頸がん、子宮頚管ポリープ、膣炎、膣部びらんなどの可能性があります。

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