更年期の白髪・細毛・薄毛 原因・対策

更年期の白髪・細毛・薄毛の原因・症状

更年期になると、どことなく髪に元気がなくなってきます。たとえば、抜け毛や切れ毛が増える、髪にツヤがなくなってパサついた感じになる、髪が細くなり、髪全体にボリューム感がなくなって地肌が見える、白髪が急に増えるなどです。

抜け毛や切れ毛が増えるのは、血液の循環が悪くなって、毛根部に十分な栄養や酸素が行き届かなくなり、髪が弱ってくるのがおもな原因です。また、髪が黒く見えるのは毛根部に含まれるメラニン色素によるものですが、毛根部が老化してメラニン色素の生成が低下したり、停止すると、白髪になります。
女性も育毛対策が必要です。

 

自分でできる更年期の白髪・細毛・薄毛の対策

頭皮の血行を促進

頭皮の血行をよくするため、指先でマッサージしましょう。ブラッシングは、根元から無理にとかすと髪も頭皮も傷めますので、毛先から少しずつとかすしましょう。

ドライヤーは適温で

毛髪のためには、頭皮を守ることが大切。刺激の強い日光や洗浄力の高いシャンプーは避けましょう。熱すぎるドライヤーも頭皮を傷め、抜け毛の一因となりますので注意しましょう。

バランスのよい食事を

毛髪の主成分はたんぱく質。まず肉、魚、大豆製品などたんぱく質をとることが基本です。ほかに、ヨウ素などミネラル分を多く含む海藻類、髪の毛の細胞を作るのに役立つ鉄分(ひじき、しじみ、いわし、ほうれん草など)、髪の毛の成長を促すビタミンB群(豚肉、レバー、鶏卵など)、血行を促すビタミンE(うなぎ、さば、かつお、ナッツ類)もバランスよく摂りましょう。

 

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