難消化性デキストリンは特定保健用食品(トクホ)じゃない方が圧倒的に安い件

難消化性デキストリンが主成分の特定保健用食品(トクホ)製品はいろいろあります。
しかも特定保健用食品という肩書を付けるだけで売れるので価格も高め。

そこでトクホ製品でない「難消化性デキストリン」を使いたい。
なぜならトクホでなくても効果は同じだから。

難消化性デキストリンの効能

難消化性デキストリンは、トウモロコシから作られる水溶性食物繊維。
元々不足しがちな食物繊維を補う目的で作られました。

難消化性デキストリンには主に5つの作用があります。
1.食後の血糖値の上昇抑制
2.整腸作用
3.食後の血中の中性脂肪の上昇抑制
4.内臓脂肪の低減作用
5.ミネラルの吸収促進

特に血糖値上昇抑制はダイエットに効果的とされています。
もし空腹時に糖質などを摂取すると血糖値が急激に上昇します。
そして血中の大量の糖を分解するために大量のインシュリンが分泌されます。
インシュリンが急激にかつ大量に分泌されると脂肪細胞に糖が運ばれ、肥満の原因となってしまいます。
そこでインシュリンの分泌量を増やさないために「血糖値を急に上昇させないこと」が必要となるのです。

これらの作用があるので難消化性デキストリンはダイエットに有効とされているのです。
そして難消化性デキストリンを使った製品は「特定保健用食品」として認定されているのです。
難消化性デキストリンを使った特定保健用食品にはお茶・ウーロン茶・パウダー・サプリなどさまざまな製品が販売されています。

難消化性デキストリンは本来安い

難消化性デキストリンは加工してトクホにすると高くなりますが、粉状のそのままの製品であれば、圧倒的に安く購入できます。
価格は2kgで3,000円ほどです。

難消化性デキストリンは、低粘性・低甘味で溶けやすく、水に溶かした場合はほぼ透明、耐熱性・耐酸性に優れている食品素材。
コーヒーやお茶など熱湯を使った飲み物に加えても作用の低下はありません。
料理に加えて使うのも良いでしょう。

いろいろな生理機能をたくさんもっているため、さまざまな食品に利用されています。

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