アレルギー性気管支炎の症状と対策

アレルギー気管支炎の症状は咳が出る上に胸の痛みやぜいぜいと喘鳴の症状が現れます。高熱が出ることもあります。

咳は、最初コンコンと乾いた咳で次第にゴホゴホと湿った感じの咳になります。咳は長引くこともあります。熱は39度近くの高熱が出る場合もありますが、通常、2~3日でおさまります。早朝や就寝直後など温度が変化する時に症状が出やすくなります。気管支炎と同様にかぜに続いて起こることが多い。

アレルギー性気管支炎の原因

原因は、ダニやハウスダスト、花粉、カビなどのアレルゲン。これらがアレルギー反応を誘発します。
風邪をひいて気管支が弱まっているところにアレルゲン物質が付着するとアレルギーが起こりやすくなるのです。

アレルゲンは他にも食品が原因になる場合もあります。
例えば魚介類や卵、牛乳、小麦粉、そば、大豆、動物の毛などもアレルギー性気管支炎の原因となるとされています。

アレルギー気管支炎の治療

治療は、まず咳を止めること。病院では抗アレルギー薬や気道を拡張する気管支拡張剤などを使用します。

咳が出ているからといって自分の判断で市販薬を選ぶのは危険です。
気管支が炎症を起こしている状態で咳止めを服用すると分泌物が気管支に詰まり細菌感染を起こすことがあります。
また、風邪薬には抗ヒスタミン剤が含まれているので気道が渇いて痰が出にくくなる症状を引き起こすリスクがあります。

アレルギー気管支炎の予防

予防の基本は健康管理に注意し、症状を抑える生活習慣を身につけることです。。
以下のことに注意しましょう。

  • うがいをする
  • 手洗いする
  • タバコは吸わない
  • こまめに掃除する
  • 部屋を暖かくして、室内の温度は一定に保つ
  • 部屋は定期的に換気し、細菌を増殖させない
  • 空気清浄機を活用する
  • 外出時にはマスクをする
  • 風邪をひかないようにする
  • 刺激の強い食べ物は避ける
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