ウコンの効果・摂取量・食材・サプリメント

ウコンのはたらき

ウコンは、ショウガ科に属する多年草でショウガやニョウガなどの仲間で美しい花を咲かせ、
国内では主に沖縄、種子島、石垣島、屋久島、奄美大島、鹿児島などで栽培されていますが、
沖縄はその中で、日本最大のウコン栽培地。亜熱帯の植物であるウコンの育成には太陽エネルギーと肥沃な土壌が必要なのです。

ウコンは胆汁の分泌を促進したり、解毒作用を発揮することで、肝臓の機能を助け、身体機能を改善することが、
最近の研究でわかっており大きな注目を集めています。
これらの有効な働きは、ウコンに含まれる主要成分の「クルクミン」の働きだということがわかっています。

ウコンに含まれるクルクミンは肝臓の解毒作用を強める作用と胆汁の分泌促進、両方に効果を発揮します。
胆汁は脂質の消化吸収に重要な役割をもつ胆汁酸が主成分です。
胆汁酸を作り出すにはコレステロールが必要なので、胆汁の分泌が活発になれば、
胆汁を体内で新たに作り出すためにコレステロールがより多く消費されることになり、その分だけ体内のコレステロールを減らすことが出来るのです。

ウコンの精油成分には抗酸化作用もあるので動脈硬化の予防にもなります。
また、最近では、クルクミンの抗がん作用も注目されています。
今までのところでは皮膚がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんに対する抑制効果がわかっています。
さらに、ウコンの精油成分には殺菌力もあり、病原性大腸菌に有効であることも報告されています。
胃潰瘍の原因とも言われているピロリ菌を除去する効果も発見されています。

ウコンが豊富に含まれる食材

ウコン

ウコンの摂取方法・摂取量

生ウコン、乾燥根茎、乾燥粉末、顆粒、錠剤、ドリンク剤などが市販されています。
ウコンは春咲、紫咲、秋咲ウコンの3種があり、クルクミン含有量が最も多いのは秋咲ウコンです。
なお生のウコンと乾燥させたウコンとでは、生のほうが有効成分が多く、いずれの作用も高いとされています。

成人男性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。
成人女性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。

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