大人のにきびの対策


大人のにきびには原因もいろいろ、対策もいろいろあります。
それぞれの症状・原因によって、あなたに合った最適な対策を見つけましょう。

原因は、個人個人違いますから、まず、自分の生活を見直してみてください。
生活を見直し、改善していくことで、大人にきびの予防にもなり、肌も元気になっていくでしょう。

■大人にきび対策の三つのポイント
大人にきびの治療として、主な三つのポイントをご紹介しましょう。

1)にきび菌をピンポイントで駆除する治療方法
毛穴の詰まりによって繁殖した細菌(アクネ菌)を直接駆除するというものです。具体的には、抗菌作用のある薬を使う治療法と、特殊な光を患部に直接当てて大人にきび菌を死滅させる「フォトフェイシャル」という方法があるようです。

2)皮脂・角質の除去
大人にきびの原因(皮脂や古い角質)を、皮膚の外側から除去するという方法です。これには洗顔を含めた正しいスキンケアと、「ケミカルピーリング」という方法が有名で、皮脂や角質を剥ぎ取って大人にきびを発生しにくくします。

3)体内から根本的な治療
東洋医学やホルモン治療によって、体質を改善し、皮脂の過剰分泌や大人にきびを引き起こす要因を、体内から除去するのです。費用や治療に要する期間はそれぞれ異なりますので、自分にあったものをみつけて、大人にきびを解消しましょう。

■ストレスが原因で大人にきび対策
人は、ストレスを感じると、緊張状態になり、血流が悪くなります。
すると、男性ホルモンが多く分泌されてしまい、過剰な皮脂分泌と重なり、にきびが出来てしまいます。
にきびを治そうとする前に、まず、ストレスをなくすことから考え、体の中からケアしましょう。
ストレスには、本人が気づいているものと、全く気づかずにストレスを少しずつ溜めている場合があります。
ストレス解消には、さまざまな方法があります。
楽しいと思える行為こそが、ご自身にとってのストレス解消となります。

簡単に行えるストレス解消法を複数見つけて毎日実践し、ストレスを溜めない生活を送る事が 大人にきび ケアには大切なのです。

■体質が原因の大人にきび対策
にきびが出来やすい原因に、体質が原因になっていることがあります。
にきび体質は、皮脂の多い体質、内臓が弱い体質などがありますが、なかなか改善しにくいのも事実です。
最近では、皮膚科でもにきびを専門とした所もありますし、診察によってホルモン治療が受けれる病院も多く見られます。
出来てしまったにきびに悩むより、早めに受診して自分の体質を知ることが肝心です。
また、体質とはいえ、規則正しい生活習慣は守っていかなければ意味がありません。

■生理が原因の大人にきび対策
ニキビは、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンと大きく関わっていて、このアンドロゲンの分泌量が増えると皮脂の分泌量も増え、ニキビになりやすくなります。

女性の場合、生理の2週間前から直前までの間は、黄体ホルモンというものが優位期に入ります。
実はこの黄体ホルモンが、男性ホルモンであるアンドロゲンと非常によく似ており、皮脂の分泌を促し、にきびができやすくなります。
生理という原因がはっきりしていれば、多少の予防ができます。
まず、自分の生理周期(肌周期)を把握し、生活を見直してみることが大切です。
そして、生理前約2週間は、化粧品を敏感肌用に変えたり、髪のカラーリングやパーマなどは避け、脂分の多い食事を避けるなど、日常生活の中の刺激をできるだけ避けるように努力しましょう。
あまりにきびがひどい場合は、専門医に相談して、薬の処方をしてもらい、医療のケアを受けることも考えましょう。
皮脂の分泌が多くなりやすい時期の、排卵期から、次の生理が始まるまでの間や、婦人科のトラブルを抱えていると、大人にきびができやすいとも言われるので、気をつけて毎日過ごしましょう。

■アクネ菌が原因の大人にきび対策
アクネ菌は嫌気性であるために、毛穴が角質でふさがれて酸素が、減少すると、毛包の中で皮脂を栄養にして繁殖し、急激にその数を増やします。

また、アクネ菌が引き寄せる、好中球が生み出す酵素や活性酸素でも毛包の壁はさらに痛めつけられ、赤く炎症を起こしたり、膿んだ状態となって、最終的に破壊されてしまうのです。

大人にきびの原因とされるアクネ菌は、増殖すれば、にきびの症状を悪化させる菌ですが、予防のために、過剰にアクネ菌を減少させないことも大切です。

思春期にきびや大人にきびの原因として、「アクネ菌」があげられるのは有名な話です。アクネ菌=悪者とされがちですが、実はアクネ菌が全くいないと、肌は乾燥してしまうのです。
アクネ菌のえさである皮脂が、肌に適度にないといけないので、顔の洗いすぎはよくありません。

大人にきびの薬には、病院で処方される内服薬と外用薬、ドラックストアなどで販売され、気軽に購入する事のできる、にきび専用の薬用タイプのスキンケアや、ピーリング効果のある石鹸などがありますが、やはり、大人にきび専用の治療薬、スキンケアを選んだ方が良いです。

人によっては肌に合わないこともありますが、薬用タイプのものや、大人にきび改善には欠かせない洗顔に必要な石鹸などには、大人にきび専用のものを使用した方が改善が期待できるようです。

■ホルモンが原因の大人にきび対策
にきびの原因のひとつとして、男性ホルモン(テストステロン)が関係しています。
女性でも、卵巣や副腎から、微量の男性ホルモン(テストステロン)が分泌されています。
にきびの原因の一つに、男性ホルモン(テストステロン)の皮脂腺での機能が、たかぶって生じることがあります。
男性ホルモン(テストステロン)の量が多いのではなく、皮脂腺の感受性のエネルギーの値が低下することにより、二次的にできやすくなると考えられています。

にきびの原因として、ホルモンバランスを疑うようであれば、専門医に相談しましょう。
ホルモンバランスの乱れを改善することによって、悩みとなるにきびの原因のひとつが消えるかもしれません。

■冷え性が原因の大人にきび対策
冷え性がひどくなると、大人にきびに関係してくるといわれてます。
冷え性となり、肌表面の必要成分の供給ができず、老廃物が溜まったり、皮膚細胞の新陳代謝が悪くなるなど、肌への悪影響がでてしまいます。
冷え性がひどくなると、肌がむくんだり、くすみが見え、栄養不足で古い角質が毛穴に溜まり、大人にきびの原因となってしまうのです。

温かい食べ物をすすんで摂取したり、体を鍛えたりして、全身の血行をよくし、冷え性と大人にきびを予防しましょう。
また半身浴・足浴・マッサージもいいでしょう。
アロマを使った半身浴・マッサージはさらに効果的です。⇒アロマで冷え性対策

■スキンケアが原因の大人にきび対策
クレンジングや洗顔不足、すすぎ残しがあります。落としきれないメイクや、はがれ落ちるはずの角質(アカ)が肌に残ったままだと、毛穴がふさがれ、皮脂が詰まり、その結果大人にきびが発生しやすくなります。
油分の多いクリーム・美容液をつけ過ぎると、逆に皮脂分泌が増加してしまいます。大人にきびにお悩みの方は、シンプルなスキンケアを心がけるようにするとよいでしょう。
大人のにきび 洗顔法
大人のにきびにいい化粧品

■乾燥が原因の大人にきび対策
肌が乾燥すると、水分のない角質がまるでパイ生地のように肌にたまります。その結果、毛穴が詰まり、大人にきびの原因になるのです。
乾燥肌対策のポイントとして『乾燥した皮膚の水分を補給』、『肌の水分を保持すること』、『水分蒸発・乾燥を抑制すること』です。
乾燥肌は通常の人よりも皮膚の表皮に含まれる水分が不足している状態です。皮膚に水分を補給し、それらを維持できるように保湿対策をすることが大切です。
乾燥肌対策として、「お風呂上りの保湿が大事」とよくいわれるのもこのためです。入浴で水分が補強されている状態を維持するために、すぐに保湿することが大切です。

■便秘が原因の大人にきび対策
便秘自体はニキビの直接的な原因ではありませんが、便秘になると体の中で活性酸素が増加したり、ストレスの原因になったりとニキビを悪化させる原因が生まれます。
便秘を解消するために便秘薬を服用したり、便秘解消の体操や食物繊維を多く摂ったり、また便秘によいサプリメントを摂取しましょう。

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