プロテインの効果・摂取量・食材・サプリメント

プロテイン(たんぱく質)のはたらき

プロテインとは、アミノ酸が結合してできるタンパク質のこと。
体を構成する栄養素として必要不可欠なもので、動物性と植物性のものがあります。

動物性プロテインの代表が乳清タンパク。
牛乳やチーズを作る時にできるタンパク質です。
乳清タンパクには必須アミノ酸がすべて含まれており、吸収率も良いです。
乳清タンパクは免疫力の向上に優れており、抗酸化物質を増加させる働きもあります。

植物性プロテインの代表が大豆タンパク。
名の通り大豆からできるタンパク質で、必須アミノ酸がほぼ含まれている。
大豆タンパクは免疫力の維持、コレステロールの低下や動脈硬化に効果があるとされています。

人間に欠かせない栄養素

筋肉、臓器、皮膚、毛髪、爪といった実質部分はもちろん、血液、代謝反応に不可欠な酵素、一部のホルモン、免疫の抗体、遺伝子など、すべての細胞原形質はたんぱく質を主材料として作られています。
もちろん、エネルギーの供給源としてもかかせません。1g当たり4kcalのエネルギー源となります。

プロテイン(タンパク質)を構成しているアミノ酸は全部で20種類あります。
そのうち、人体内ではほとんど合成されず、体外から食品として摂取しなければならない8種類(子どもの場合はヒスチジンを加え9種類)を必須アミノ酸と呼び、このアミノ酸をバランスよく含むものを良質としています。
肉、魚、卵、牛乳、チーズなどは、良質プロテイン(タンパク質)の供給源となります。

不足すると

プロテイン(タンパク質)が不足すると、スタミナがなくなったり、病気への抵抗力がなくなったり、脳の働きが鈍ったり、子どもでは発育障害が現れます。
不足が長期にわたれば、生命そのものが維持できなくなります。 ダイエット中でも必要量だけはきちんと確保してください。

プロテインが豊富に含まれる食材

肉、魚、卵、牛乳、チーズなど

プロテインの摂取方法・摂取量

動物性食品をとる場合は、コレステロールや脂肪などに注意が必要です。
生活習慣病が気になる世代は、大豆や大豆加工食品を積極的に利用するのが良いでしょう。

プロテインを摂取する場合は、運動する前後の2~3時間が効果的です。
ただし、過剰摂取すると、プロテインは体脂肪として蓄えられるため、摂取目安を守ることが大切。

運動で筋肉をつけたい方は運動直後にプロテインを摂取すると効果的です。
特にホエイプロテインは体内吸収も速く筋肉の材料として最適なプロテインといえます。

成人男性所要量:70g
成人女性所要量:55g

おすすめの記事