ナットウキナーゼのはたらき
ナットウキナーゼとは、納豆のネバネバに含まれている納豆菌が作り出す酵素のひとつ。
他の大豆食品にはない納豆特有のものです。
納豆菌は生きたまま腸まで届いて腸内の善玉菌を活性化させるため、整腸作用や有害物質を排出する働きがあります。
そのため、便秘改善や肝臓にも良いとされています。
ナットウキナーゼの効果・効能
ナットウキナーゼには、血栓を溶かす作用があります。
そのため、血液をサラサラにし、心筋梗塞や脳梗塞、痴呆症などの予防、血圧を下げる働きもあるとされています。
また、強い抗菌作用と免疫力を向上させる働きがあることから、感染症予防やガン抑制作用もあると期待されています。
ただし、ナットウキナーゼは熱に弱いため、加熱調理した場合はナットウキナーゼの効果を得ることはできません。
ナットウキナーゼが豊富に含まれる食材
納豆
ナットウキナーゼの摂取方法・摂取量
ナットウキナーゼは熱に弱いので、酵素の働きを期待するなら、高温での調理は避けたほうがいいでしょう。
また、そのまま食べるとビタミンB群の損失がありません。
ナットウキナーゼは、酸性の強い胃酸の中では活性を失いやすいため、食事と一緒に摂ると効果的です。
脳血栓症や脳梗塞は夜間就寝中に生じやすいため、朝食時にまとめて摂るのではなく、夕食後にも摂るようにしましょう。
成人男性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。
成人女性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。