体内から体臭を予防しよう

腸を整え体臭防止

腸内のバランスが崩れると、悪玉菌が増えて、
体臭を強くします。
健康な大腸では、善玉菌が有害な悪玉菌の繁殖を抑え、
腸内の細菌バランスを整えてくれます。

食生活の乱れや加齢とともに善玉菌が減ります。
この善玉菌が減少すると悪玉菌が増殖し未消化の物を分解して有害物質を作り出し、
それが強い便臭や体臭となるのです。
特に、40歳代を過ぎたころから、腸の汚れは進みやすくなります。

腸内の善玉菌を増やす

腸内の善玉菌を増やすには、ヨーグルトを食べてビフィズス菌を直接補給するのがいいでしょう。
ただし、ヨーグルトのビフィズス菌は胃の酵素によってほどんど死滅してしまうので、
毎日欠かさず食べて少しずつ善玉菌を増やすようにしましょう。

善玉菌を育てるオリゴ糖

善玉菌を育てるオリゴ糖をとるようにしましょう。

オリゴ糖は腸内の善玉菌を育てます。
オリゴ糖を食べた善玉菌が活性化すれば、それだけで、自然に悪玉菌が減少していくのです。
オリゴ糖はアスパラ、たまねぎ、ハチミツなどに含まれています。

悪玉菌を減らす食物繊維

食物繊維は悪玉菌が出した毒素や有害物質、悪臭物質などを吸着し腸内清掃をしてくれます。
また食物繊維は、腸の環境を整える作用があり、善玉菌にとっても住みやすく、
善玉菌を増加させる効果があります。結果、体臭を軽減させることができるのです。
食物繊維を含む食品には大豆、小豆、枝豆などの豆類、海藻類、
ごぼう、ブロッコリー、ほうれん草、こんにゃくなど。

汗対策で体臭予防

汗をかく目的は、蒸発による気化熱で体温を下げるためです。

汗は濡れたタオルで

臭い防止には、汗は硬く絞った濡れタオルで拭くのが良いでしょう。
乾いたタオルは、汗の成分のうち、水分だけを吸収して、
その他の成分を皮膚に残すことが多く、それが雑菌の繁殖を招き、
臭いの原因になってしまいます。

発汗性・吸水性・乾燥性の良い衣類

汗対策として、衣服は、熱の発散をじゃましないものを着るようにしましょう。
特に、下着は発汗性・吸水性・乾燥性に優れた素材のものが良いでしょう。
通気をよくするために、締めつけすぎに注意しましょう。

脇の臭いを抑えるには

脇汗対策が臭い予防につながります。
外出時には、脇に制汗剤を脇に塗りましょう。
かいた汗は、なるべく早くふき取るのが一番の臭い防止策。

汗が下着や衣服にしみ込むと、臭いが発生しやすくなります。
わきパットなどを利用して、汗をしみ込ませないように工夫しましょう。

風呂で体臭予防

身も心も癒すだけでなく、体臭予防にもなるお風呂を工夫しましょう。

お酢の風呂

汗の臭いの防止策として、コップ1杯のお酢を入れたお風呂。
酢に含まれるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚を弱酸性に保って雑菌の繁殖を防ぎます。
さらに、クエン酸が汗腺に吸収されるとアンモニアと乳酸の生成が抑えられるので、
汗の臭いを軽減できます。

また酢には、発汗を促す成分が含まれているため、酢入りのお風呂に入っていると、
汗腺から成分が吸収されて血行がよくなり、汗腺機能の回復を助けてくれます。

竹酢液や木酢液なら、食用酢以上の効果が期待できるでしょう。

天然薬用風呂

漢方茶風呂
脱臭効果のあるフラボノイドと脂肪分解酵素が含まれている雲南茶をお風呂に入れて入浴します。
脂性の人にはおすすめ。

酵素風呂
酵素風呂は、汗腺や皮脂腺にたまった汚れや皮脂を浮き出させ除去する効果があります。
また、体の脂肪分やホコリを分解して清潔に保つ働きや
血液の循環を促進し新陳代謝もよくなります。
酵素風呂の入浴剤が市販されていますので、活用しましょう。

マコモ風呂
マコモはイネ科の植物で加工された粉末をお風呂に入れます。
マコモの微生物が汗やアカなどの腐敗物質や体臭の元となる雑菌、老廃物を食べて分解してくれます。体臭予防や清潔な皮膚を保つことができます。

笹風呂
熊笹には殺菌・防腐作用のある葉緑素や多糖類が含まれていて、汗の臭いを軽減してくれます。

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