妊婦の服装のポイント

つわりでちょっと気分が悪くても、お洒落をすればパワーアップ間違いなし。
妊娠しているからおしゃれをあきらめるのではなく、妊娠中だからこそ、より美しく、ファッショナブルに。

妊娠初期の服装

まだなんでも着られますが、ウエストをマークした服やボディコンはしばらく控えましょう。
かといって、いかにもマタニティウェアのようなものを着るほどでもありません。
でも、いままでの服ではなんとなく締め付けられるようで、気分が悪くなることも。
そこで活躍するのが、ウエストゴムのらくちんスカート、巻きスカート、
ウエストフリーのエプロン風ジャンパースカートなどです。
ぶかぶかのオーバーオールやスウェット類もおすすめです。

夏の冷房、冬の寒さはママの大敵。冷え防止には、ミニよりロングスカートやパンツを。
暑くても肩や背中のあいた服はしばらくやめておきましょう。

妊娠初期のアンダーウェア

妊娠中はデザインよりも機能優先。今までの下着でもかまいませんが、
ビキニなどはやめて、おなかがすっぽり隠れるものを。
吸湿性、通気性の点からいえば、コットン100%がベスト。

つわりの間はブラジャーがきつくて・・・という人は、シャツにパットを縫い付けたり、
上に着るものを工夫したりしてノーブラでいましょう。

この時期、こんなファッションで
適度にゆったりした、しかも冷えないらくちんファッションを

ワンピース
ウエストゴムのロングスカート・パンツ
スパッツかソックス

ローヒールかスニーカー

ハイヒールはやめて、ペタンコシューズやスニーカーが楽。ヒールのあるものなら3cm程度のものを。

スカーフ・ストール活用

大きめのストールやスカーフは妊婦の必須アイテム。
冬場はウールのビッグストール、夏場は大判のスカーフを活用しましょう。

三角に折って肩や腰に、マフラーのように細長く折って首にと1枚でとても便利に使えます。
カーディガンほどかさばらないので、外出するときに1枚持っていくと、
いざというときの冷え防止に役立つはず。

マタニティウェアの選び方

マタニティウェアは、妊娠15週以降の約半年間着ることになります。
手持ちの衣類と組み合わせのきくものを選ぶようにするのが、賢い選び方です。

また、最近は、マタニティウェアに活用できそうなビッグシルエットの服が出回っています。
出産するまで、いわゆるマタニティウェアなんて買わなかったという人もいるほど。
着やすさ動きやすさを考えて選べば、何もマタニティ専用を買わなければいけないというわけではありません。

マタニティウェアの条件
  • ゆったりしたデザインで脱ぎ着が楽なもの
  • 2シーズン着られるもの
  • 夏は吸湿性、冬は保温性に富み、軽いもの
  • 洗濯ができるもの
おすすめのマタニティウェア
ジャンパースカート

着やすく、組み合わせが楽しめる定番。

オーバーオール

おなかをすっぽり包み、活動的。育児のときも大活躍間違いなし

ワンピース

軽くてフレアーたっぷりのフェミニン調はお出かけ用に

スーツ

ワンランク上のおしゃれ。組み合わせのきくベーシックなものを。キャリアママをめざす人に

妊娠中期以降のアンダーウェア

妊娠週数が進むと、バストとウエストのサイズがかなり変化するので、いままでの下着では小さかったり、きつかったり。
マタニティ用の下着はちょっと割高ですが、産後にも使用できることを考えれば、それほどではないはず。
ショーツは股上がたっぷりしたもの、ブラジャーは肩ひもが幅広く、授乳用にも使えるちょっと大きめの前あきのものを選びましょう。
ストッキングやタイツも、まちが広くとってあるマタニティ専用のものがベスト。ソックスは足首を締め付けないものにしましょう。

ショーツ、ガードル
  • ショーツはコットン100%で吸湿性に富んだものを
  • 腹部がすっぽり包めるものがベスト
  • ガードルはきつすぎないように
ブラジャー
  • バストはもっと大きくなることも考えて、調節のきくものを
  • 授乳用に前が片方ずつ開けられるものがおすすめ
スリップ、スリーマー
  • 授乳用に前開きのものを
  • マタニティ用のウエストがゆったりしたデザインのもの
  • スリップはフリルやリボンなど飾りの多いものは避けたい
タイツ、ストッキング
  • LやLLサイズを利用してもよいが、できたらマタニティ用のパンティ部分の深いものを
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