薬アレルギーになったらどうする!? 症状と対策

薬アレルギーの人は、たとえ少量の薬でもアレルギー反応を引き起こすことがあります。これらの反応は、軽微で単にイライラするだけのものから、重症で生命にかかわるものまであります。

薬アレルギーの症状

たとえば、皮膚の発疹やかゆみ、発熱、気道の狭窄と喘鳴(ぜんめい)、喉頭や声門などの組織のむくみ(呼吸を妨げる)、血圧の低下(ときに危険な状態に至る)などがあります。

重度のアレルギー反応を起こしたことがある人は、常に注意する必要があります。薬アレルギーのための医療用の警告ネックレスや腕輪もありますので身につけるとよいでしょう。緊急の場合、医療従事者に知らせることができます。

薬によりアナフィラキシーショックで死亡する例が多くあります。

原因

どんな薬でも薬疹が発生する可能性はありますが、薬疹を起こしやすい薬とそうでもない薬があります。
例えば、抗けいれん薬やペニシリンなどの抗菌薬、解熱鎮痛薬などは薬疹を起こしやす薬です。また、高血圧や糖尿病などの薬もアレルギーを引き起こしやすいようです。

対策

薬物アレルギーの対策の基本として、疑わしげな薬はすぐに服用を中止することです。中止すれば、とりあえずの症状は、自然に治まるでしょう。
ただ、自己判断でやめず、必ず医師に相談して中止するようにしましょう

重症の場合、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などを使用することもあります。

薬物アレルギーの予防は、まず一度アレルギー症状が出た薬は二度と使わないこと。その上で疑わしい薬は医師に相談することをおススメします。

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