カロチノイド(カロテノイド)のはたらき
カロチノイドとは、緑黄色野菜や果物に含まれる色素成分の総称で約600種類以上あり、抗酸化作用が知られています。
代表的なものにベータカロチン・ルテイン・リコピンがあります。
抗酸化作用とは
酸化とは簡単に言ってしまうと物が錆びたり、くさったりすることをいいます。
人間の身体も酸化します。
人は酸素を取り入れてエネルギーをつくりますが、その過程で一部の酸素は化学変化を起こし活性酸素というものを発生させます。
活性酸素は体内に侵入してきた細菌などを排除する作用も持っていますが、過剰に活性酸素が発生した場合が問題となるのです。
添加物が含まれた食品、喫煙、大気汚染、紫外線、ストレスなどは、活性酸素を発生しやすいものとされています。
ですから現代の私たちの生活環境は過剰に活性酸素が発生しやすい状況と言えます。
この活性酸素が、人間の身体を酸化させ、動脈硬化などを引き起こし生活習慣病や老化を招きます。
その活性酸素を抑えることを抗酸化作用といいます。
本来人間はこの抗酸化作用を体内に持っていますが、年齢とともに減っていきます。
カロチノイドが豊富に含まれる食材
緑黄色野菜など
カロチノイドの摂取方法・摂取量
カロチノイドはどれか1つの種類に偏らず、緑黄色野菜を食べるなどしてバランスよくとることで、高い抗酸化力を発揮するといわれています。
詳細はβカロチン、ルテイン、リコピンのページをご覧ください。
成人男性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。
成人女性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。