血液中に含まれるブドウ糖の値のこと。
ブドウ糖は体の活動のエネルギー源になり、食事を摂ることで補給されます。
健康な人で1日の血糖値は70~130mg/dlの間を変動します。
血糖値は食事をとると上がります。
食事で摂取された栄養素のうち糖質は消化酵素により分解されてブドウ糖になって小腸で吸収され、
血液により全身に運搬されます。
ブドウ糖はエネルギーとしてすぐに消費されるもの以外は、肝臓や筋肉組織などでグリコーゲンとして、
さらには脂肪組織に中性脂肪として貯蔵されます。
エネルギーとして血糖が消費され、血糖値が下がってくると貯えたグリコーゲンを分解し、ブドウ糖に戻し血液中に放出することで、血糖値を一定値以上に保つように働きます。
【正常値】/
空腹時:70~100mg/dl(平均80mg/dl程度)
食後1時間:140mg/dl以下
血糖値が高くなると、糖尿病に移行する危険性が高くなります。