インナーマッスルとは? | 体脂肪の用語集

インナーマッスルとは体の内部にあり、大きい筋肉を補助する役割を持つ小さな筋肉のこと。
反対にアウターマッスルは外からでも見える、人体の浅い層の筋肉のことです。

運動やスポーツの際に働く外側のアウターマッスルに対し、
インナーマッスルは主に動作や作業をする際に安定した姿勢を保持し、
バランスを保つなどの役割を担います。
インナーマッスルのことを姿勢保持筋とも呼びます。

インナーマッスルの役割

体の各箇所に関節が存在していますが、
その間をしっかり繋ぎとめて固定できているのはインナーマッスルの役割です。
肩や首などの小さな動作や肘や手首を回すといった微妙で滑らかな動作ができるのも
インナーマッスルのおかげと言えるでしょう。

瞬間的に大きな力を発揮できるアウターマッスルですが、
このアウターマッスルの力の調節しているのもインナーマッスルの役割。
力や方向をコントロールする役割も持ち合わせています。
いくらアウターマッスルを鍛えても、インナーマッスルが貧弱では、
肉離れや腱鞘炎を引き起こす可能性が高まります。

インナーマッスルは別名「姿勢保持筋」と呼ばれるほど、「姿勢」と関係が深い筋肉。
正しい位置に関節を固定し、本来の姿勢を維持するという役割もインナーマッスルが担っています。

インナーマッスルが発達していると、四十肩、五十肩など肩の痛みや
その痛みを和らげてくれる効果もあります。

反射神経に関わる動作と連動している筋肉もインナーマッスルです。

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