背中のにきびの原因を知ろう


背中にきびの原因は様々です。遺伝的な体質もありますが、むしろ汗やシャンプーなど外的な原因によって背中にきびになってしまうことが多いです。
さらに背中にきびの大きい原因であるアクネ菌や日焼け、乾燥などによっておこることもあります。

またストレスをためると、特に背中部分に 大人にきびが出来やすいと言われています。
ストレスと背中は、とても関係のある場所と言われおり、ストレスを感じ、ストレスから身を守ろうとする自己防衛反応の一つとして、大人にきび が出来たり、毛が濃くなったりします。

背中にきびの主な原因
・アクネ菌
・汗
・シャンプー
・日焼け
・食事
・乾燥肌
・ストレス
・ホルモンバランス
・不衛生な寝具

■アクネ菌が原因の背中にきび

背中にきびの最大の原因は「アクネ菌」です。
このアクネ菌は顔の中では、鼻やその周辺や額、身体の中では、胸や背中に皮脂がでる毛穴のところに住んでいます。

アクネ菌は嫌気性であるために、毛穴が角質でふさがれて酸素が、減少すると、毛包の中で皮脂を栄養にして繁殖し、急激にその数を増やします。

また、アクネ菌が引き寄せる、好中球が生み出す酵素や活性酸素でも毛包の壁はさらに痛めつけられ、赤く炎症を起こしたり、膿んだ状態となって、最終的に破壊されてしまうのです。

アクネ菌が肌にまったくいないと、肌は乾燥して、逆に背中にきびの原因となります。
アクネ菌のえさである皮脂が、肌に適度にないといけないので、顔の洗いすぎはよくありません。

■汗が原因の背中にきび

汗をかいた後の背中をそのままにしておくと、アクネ菌も繁殖しやすく、背中にきびの原因となります。また、下着でも、化学繊維でできているものや、ブラジャーの締め付けすぎでも汗が溜まりやすく、背中にきびを作る原因にもなります。
汗が背中の毛穴を詰まらせる事から、背中にきびを作ってしまいます。

このように皮脂や汚れの付着やアクネ菌が背中にきびをつくる原因となっています。

■シャンプーが原因の背中にきび


シャンプーの洗い残し、リンスやトリートメントの付着が背中にきびの原因となることがあります。また、身体に合わない石鹸を使っていても、背中にきびの原因ともなります。

シャンプーや石鹸の洗い残しで、古い角質が毛穴をふさぎ、毛穴が詰まってしまいその結果、背中にきびをつくる原因となります。

■日焼けが原因の背中にきび

日焼けすると、皮膚の角質を硬くしてしまい、背中などににきびができやすくなります。

また、紫外線は、皮膚の角質を硬くするだけでなく、シミなどの色素沈着や、クレーター状のにきび跡などの原因ともなります。紫外線対策を怠っていると、背中のにきびやにきび跡、シミなどに悩まされるようになってしまいます。

■食事が原因の背中にきび

チョコレートやケーキのような糖分の高いもの、もち米が原料となっているせんべい類なども背中にきびの原因となります。その原因は、チョコレートやケーキに含まれる糖分や脂肪分、もち米に含まれる炭水化物などで、その過剰な摂取が皮脂の分泌を促すからです。

また、アーモンドや胡桃などのナッツ類や刺激の高い香辛料が豊富に含まれているカレーエスニック料理、コーヒーなどでも、皮脂腺が刺激されることから、脂肪分泌が促され背中にきびをつくる原因となります。

■乾燥肌が原因の背中にきび

背中にきびを引き起こす原因のひとつに乾燥が挙げられます。

通常、人の肌は28日周期で新しい皮膚細胞が生まれ変わります。これをターンオーバーといいます。しかし、肌の乾燥、や年齢的な要因によってい、皮膚が硬化してしまい、角質層が厚くなってしまうと、この周期が乱れてしまい、本来は「垢」としてはがれ落ちるはずの、古い角質が毛穴をふさいでしまいます。

この毛穴のつまりが原因でにきびや背中にきびができてしまいます。特に冬場に背中にきびができやすい人は、乾燥が原因となっている可能性が高です。

また、脂肪分の高い食生活やアルコールの過剰な摂取、更には、多忙から来るストレスや、睡眠不足などの要因により、身体の抵抗力が低下することによっても肌のターンオーバーの周期もみだれきて、背中の乾燥状態を保ってしまい、背中にきびができやすくなります。

■ストレスが原因の背中にきび

背中にきびができる原因のひとつにはストレスが関わっています。
人は、ストレスを感じると、緊張状態になり、血流が悪くなります。
すると、男性ホルモンが多く分泌されてしまい、過剰な皮脂分泌と重なり、にきびが出来てしまいます。

ストレスには、本人が気づいているものと、全く気づかずにストレスを少しずつ溜めている場合があります。

■ホルモンが原因の背中にきび

にきびの原因のひとつとして、男性ホルモン(テストステロン)が関係しています。
女性でも、卵巣や副腎から、微量の男性ホルモン(テストステロン)が分泌されています。
にきびの原因の一つに、男性ホルモン(テストステロン)の皮脂腺での機能が、たかぶって生じることがあります。
男性ホルモン(テストステロン)の量が多いのではなく、皮脂腺の感受性のエネルギーの値が低下することにより、二次的にできやすくなると考えられています。

■不衛生な寝具が原因の背中にきび

不衛生にしている寝具によっても背中にきびはでます。普段、使っている寝具のシーツや敷布団やベッドのスプリングマットにまで汗がしみこんでいる場合に、そのままに放っておくと、菌が繁殖してしまい、その菌が原因で背中にきびを作ります。

菌の繁殖を知らずにまた使うことで、肌が直接菌の影響を受け、更には炎症を起こして、いつの間にか背中にきびができてしまいます。

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