肉をおいしく、低コレステロールで食べる料理のポイント
肉はコレステロールが気になりますが、種類や部位、調理の仕方によってコレステロールをとり過ぎずに食べることができます。
網で焼いて脂肪を落とす
フライパンで油を使って焼くより、さらに脂肪が少なくなります。
ゆでたり煮たりして脂肪を落とす
脂身の多い肉は、一度ゆでこぼしたり、煮汁に脂肪を落としましょう。
蒸して脂肪を落とす
脂は落ち、肉のうまみは残るのでおすすめ。
片栗粉をまぶしてパサつきを防ぐ
脂肪の少ない肉は、片栗粉をまぶしてからゆで、煮ればなめらかに。
下地をつけてパサつきを防ぐ
調理前につけ汁に漬け込むことで、汁けを補います。
スープで煮込む
たっぷりのスープで煮、うまみの出たスープごと食べます。
テフロン加工のフライパンで調理する
油を使わずに焼けるので、おすすめ。
野菜などと一緒に煮込む
カレーやシチューなど肉を少なく野菜を多くすればボリューム感が出ます。
青魚をおいしく、低コレステロールで食べる料理のポイント
魚に含まれる脂肪は肉と異なり、コレステロールを上げる作用はありません。
また魚の不飽和脂肪酸にはDHAやEPAが豊富に含まれています。
新鮮なものを新鮮なうちに
新鮮なものでないと酸化しやすく、逆に動脈硬化が促進されます。
下味をしっかりつけて臭みをとる
にんにくやしょうがをたれに加え漬け込んでから調理するのもいいでしょう。
香辛料や香味野菜を使って臭みをとる
にんにく、こしょう、しょうが、セロリなどと一緒に調理すれば臭みはなくなります。
塩と酢で臭みをとる
酢でしめれば臭みがとれ、さっぱりして食べやすく、低エネルギーでもあります。
牛乳につけて臭みをとる
内臓をとったら調理する30分前に牛乳につけると独特の臭みがなくなり食べやすくなります。
マリネにする
新鮮な状態で、オリーブ油や不飽和脂肪酸を多く含む植物油を使うとよいでしょう。
悪玉コレステロールを減らす食事法
コレステロールを減らす食事療法では、食事の内容や量も大切ですが、食事の仕方を見直すこともポイントになります。
カロリー制限をしっかりして3食とること
まず基本になるのは、カロリー制限です。エネルギーのとり過ぎはコレステロールの合成を促進し、肥満の原因になります。
ただし、エネルギー量を抑えようとして食事の回数を減らすのは逆効果です。
回数が減れば一度の食事量が増え、体内にエネルギーが急速に入るので、コレステロールの合成は盛んになってしまいます。まとめ食いや早食いも同じです。
悪玉コレステロールを減らす食事のポイント
朝食は抜かない。しっかり食べる。
朝食は抜かずに食べる。食べないと、昼食でとったエネルギーやコレステロールを余分に吸収することに。
夜食は食べない
肥満になるほか、睡眠中に夜食でとったエネルギーやコレステロールを蓄えてしまいます。
偏食はやめる。できるだけ色々な食材を食べる
適正エネルギー内で、バランスよくできるだけ多くの食材をとれば、自然と悪玉コレステロールが減ります。
早食い・ドカ食いはしない
満腹感が得られないため食べ過ぎて、肥満の原因に。