アロマオイル(精油)の基本

■アロマオイル(精油)の正体
精油は植物から抽出した100%天然のものです。精油は植物の中にある特殊な分泌腺と呼ばれるところで合成され、油のうと呼ばれる袋状の小さな粒があり精油はこの粒の中に入っています。
精油は油ではありません。どちらかというとアルコールに近いもので、揮発性があり、ベタつく感触はありません。

精油は構造や働きによって、いくつかのグループに分けられ、どのグループの成分がどれくらい含まれているかによって、香りや作用に特徴が出てきます。



■アロマオイル(精油)の価格
精油の製造方法や原料から抽出される量によって違いがあります。
植物から抽出できる精油はほんのわずか。たとえば1キロのローズの精油を抽出するのに必要な花びらは3トンにもなります。
だから花から抽出される精油は高価なのです。

同じオレンジから採れる精油でも、花から抽出されるネロリは高価で、葉や枝から抽出されるプチグレインは安価です。これは原料となる植物から抽出される精油の量に差があるからです。


■同じアロマオイル(精油)なら香りも一緒?
ワインと同じで天候や生産地で微妙な差が出ます。
その年の天候によってワインの味が違うように、同じ種類の精油でも、生産された年によって香りに微妙な差が出る場合もあります。


■アロマオイル(精油)は安全?
精油の作用はとても強力!使用には注意が必要です。

精油は100%天然だからといって、誰にでも安全とは言えません。体調や体質によっては使用できないものもあります。

精油はとても強力なので、肌に使用する場合は、必ず薄めて(希釈)使います。
希釈するにはキャリアオイルを使います。キャリアオイルは人体に優しく作用もソフトです。
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