口臭と生活習慣の関係

生活習慣は口臭に大きな影響を与えます。

口臭に影響する生活習慣

■食事をとらない
唾液の分泌が悪くなる
■コーヒー好き
口の中が酸性になり、細菌が繁殖しやすい
■食べ物をよく噛まないで食べる
消化も悪くなり、唾液の分泌も少なくなる
■水分をあまりとらない
口の中が乾きやすくなる。水分は口の中を掃除する効果もある
■口が開きやすい
口が開いていると口呼吸になりやすく、口の中が乾燥しやす
■夜ふかしが多い
自律神経の働きが乱れ、唾液の分泌が減る
■ストレスがある
自律神経の働きが乱れ、唾液の分泌が低下しやすい
■夏バテしやすい
胃の働きの低下、口内の自浄作用が低下する

特に唾液の分泌が減ると口内の殺菌力が低下し、雑菌が増え、口臭が発生します。
また、食生活が乱れると唾液の分泌が促進されず、口臭をひどくします。

偏食が多く、バランスの悪い食生活を送っていたり、アルコールやタバコの摂取量が多いと、
口臭や体臭に大きな影響が出ます。

緊張と口臭の関係・対策

緊張による口臭

非常に緊張したり、ストレスが強い時も唾液の分泌が少なくなり、口臭は強くなります。

緊張によりストレスが増加すると、自律神経系の中枢に影響が出て、唾液の分泌が正常に行われなくなり、分泌が止まったり、少なくなったりします。
唾液は、口腔内にたまっている口臭の元になる汚れを洗い流す自浄作用があり、またチオシアン、リゾチウム、ラクトフェリンなどの殺菌作用を持つ物質も含まれています。

緊張で唾液が減り、口の中の汚れが滞留し、殺菌力も衰えて口臭が強くなるのです。

緊張による口臭対策

緊張している時やストレスのある状態では、お茶などを飲むという習慣をつけるとよいでしょう。
緊張やストレス状態での口臭は誰でも持っているものですから、
たとえ他人に口臭があると指摘されたとしても、あまり気にする必要はありません。

お茶を飲んだり、うがいをしたり、歯磨きをすることで十分効果があります。

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