アイソメトリック運動とは

アイソメトリック運動とは、負荷をかけながら関節を動かさずに行う運動。
相対するアイソトニック運動は低負荷で筋肉を動かしながら、反復運動を繰り返す運動のこと。

アイソメトリック運動

筋肉を収縮させずに静止させた状態で鍛えるトレーニングをアイソメトリック運動と言います。

いつでもどこでも短時間で行なえるというのがアイソメトリックの特徴。
アイソメトリック運動は静止状態で行いますので、筋肉や関節への負担が少なく負荷がかかり過ぎないため、疲労が少ないのポイント。

また、部分的に負荷をかけることができるので、気になる部位だけを集中的に鍛えることができます。ただし、持久力アップ効果は期待できません。

例えば、胸の前で手を合わせ押し合ったり、ダンベルを水平に持って静止するなどがアイソメトリック運動と言えます。

アイソメトリック運動は無理をすると筋肉を傷めることもありますので注意しましょう。

アイソトニック運動

一方、アイソトニック運動は低負荷で筋肉を動かしながら、反復運動を繰り返す運動で、関節を痛めにくく、有酸素運動になり、体にとって自然な運動と言えます。

一定の重さに対して筋肉が力を出し、筋肉が長さを変えながら、また関節を動かしながら行います。

例えば、ゴムのようなものを手で伸ばしたり引っ張ったりする運動が、アイソトニック運動です。
他に、ウォーキングやジョギングなどは、軽い負荷運動の繰り返しで、アイソトニック運動といえます。
また腕立て伏せや腹筋、ベンチプレスは負荷が一定で、腕や胸の筋肉が伸び縮みするので、
アイソトニック運動に分類されます。

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