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戸籍謄本(こせきとうほん)は、戸籍の原本をコピーして、市町村長名と公印を押して証明した書類。
父母や養父母の名前、出生年月日、婚姻関係、本籍地、筆頭者の氏名、戸籍の作成日、作成理由等が書かれた欄などが書かれています。
全部事項証明とも言います。
戸籍謄本は日本国籍の有無を証明しますので、パスポートの交付を受ける場合や海外に移住する場合など、公的に身分を証明する際に必要になります。
戸籍謄本は身分を証明することが主目的ですので現住所は書かれていません。
現住所の証明が必要であれば住民票が必要になります。
婚姻や離婚、養子縁組などによって他の戸籍に入ったり、死亡したり、日本国籍を無くしたりした場合、もともとの戸籍謄本から抹消されます。
これを除籍といいます。
戸籍抄本との違い
戸籍謄本は戸籍に記載されている人全員のすべての記事が書かれていますが、戸籍抄本には、身分証明が必要な人のみが抜粋されて記載されています。
戸籍謄本の取り方
戸籍は、免許書や住民票に記載されている本籍地で管理されています。
本籍地の市役所・区役所まで行くか、または郵送で戸籍謄本の発行申請を行います。
地域によっては、役所だけでなく、近くの行政サービスセンターや市民センターでも申請できます。
戸籍謄本1通450円程度。
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