喘息の症状に関する体験談

喘息はやっかいな病気。
喘息経験者はどう対処してきたのでしょうか?
どんな症状でどんな治療をしてきたのか体験談を掲載。

体験談を参考に最善の処置をとりましょう。

遺伝とストレスが原因

30歳を過ぎて喘息に

大人になり30歳を過ぎた頃、私は突然喘息になりました。
元々気管支が弱い方だったのですが、発作を起こすようなことはありませんでした。
それがある日突然咳が止まらなくなったのです。

実は私の祖母が喘息持ちだったこともあって、
私は自分にも遺伝的な要素があるのだと薄々感じてはいました。
発作が出た当時、私は転職したばかりでかなり強いストレスと闘っていました。

その後病院で診てもらったところ、ストレスが発作を引き起こした原因に
なってるかもしれないと言われたのです。
自分で言うのも何ですが私は真面目な性格で、いい加減な仕事をしたくないと強く思うあまり、
自分を追い込んでしまっていたのかもしれません。

以降は出来るだけ上手にストレスを溜めないようにし、喘息と付き合うようになりました。

喘息が発症する要因の75%%が遺伝といわれています。
アレルギーを起こしやすい体質は、遺伝することが少なくないとのこと。

このような体質の人が、アレルゲンに繰り返し接触することでアレルギーの病気を発症するようだ。
アレルギーの病気は遺伝の要素と環境の要素が合わさって発症するのです。

遺伝はどうしょうもないので、環境を改善するしかないですね!

小児喘息になって今大人になっても

私は小さい頃から、ずっと小児喘息で年に何回か発作がありました。
原因は、ハウスダストアレルギーによるものと、季節の変わり目による気温差。
特に、秋から冬にかけては、よく発作がありました。

大人になるにつれて、少しずつ症状は治まってきましたが、
今でも季節の温度差が激しいときなどは、呼吸が苦しくなるときがあります。
また、お酒を飲むと苦しくなるときがあります。
お酒を飲んだときは一時的に発作が起きますが、とりあえずすぐに治まります。

喘息にはさまざまな原因があるので、予防はなかなか難しいようで・・・。
風邪をひいた後、いつまでも咳だけが残り、喘息になるケースもあります。
今は良い薬がたくさんあるので、長く苦しむ前に病院で受診するようにしています。

小児喘息を発病した子どもの約半数は、10~20歳までに症状が消えますが、
大人になって再び現われることがあります。
かぜでひどく咳き込んだり、無理を重ねて疲労した後などに再発するケースがあるみたい。

大人の場合は、仕事や人間関係など社会とのかかわりの中で、
自分でコントロールできない環境にある場合、
一度悪くなると悪化の一途をたどり、
短期間で重症化するケースがあるようなので注意したい!

我が子のために喘息は徹底的に予防する

私は4歳くらいまで喘息持ちだったの。
1歳になってすぐに発症して、その頃のことは覚えてないけど、3歳前後くらいに入院したり病院に通ったりしたことは覚えてる。

首や胸の中をヒューヒューと乾いた空気が吹き抜けるような感じで、セキこみたいけど一度セキをすると止まらなくなるんだよね。

それが幼心に母親に申し訳なくて、一生懸命セキをこらえる日々だった。

当時我が家は共働きで、母親は仕事で忙しくて家の掃除をサボったことが原因で私を喘息にさせてしまったと悔やんでいたのね。

だから私は母を悲しませないために頑張って苦しくないフリをしてたんだよね。

でも結局我慢しきれなくて、夜中にひどくセキこむことが多かった。
かなり強い発作が出た晩に母が毛布に私をくるんでタクシーで病院に駆け込んだこともあった。

その後、母は退職して掃除をマメにおこなうようになって、私の喘息は徐々に治っていったの。

その後、再発することなく成長できて、今は結婚して2児の母になれたの。

子供を持った今思うのは、我が子には発作の苦しみを与えたくないし、私のように母の顔色を伺ってセキを我慢するようなこともさせたくないってこと。

そのために、喘息予防にはかなり力を入れてるよ。
ホコリやダニやカビは喘息の原因になるから、マメな掃除でホコリがつかないようにしてる。
床や階段や廊下はもちろん、天井にもしっかり掃除機をかけてる。

カーテンもこまめに洗濯してるし、布団やシーツは防カビ仕様のものにしてる。
各部屋には1台ずつ空気清浄機をおいてる。

そのおかげか我が子たちは元気いっぱい。

子供たちの体だけでなく心のためにも、これからも予防や対策に力を入れていくよ。

おすすめの記事