褐色脂肪とは? | 体脂肪の用語集

エネルギーを燃やす細胞のことを褐色脂肪細胞といいます。
脂肪には、エネルギーを中性脂肪の形で蓄積する白色脂肪細胞と
余分なエネルギーを熱に変え燃焼させる褐色脂肪細胞があります。
褐色脂肪細胞は首と肩甲骨付近に密集しています。
一方、白色脂肪細胞はどこにでも付いてしまいます。

脂肪を消費することで人間の体温を調節します。
その褐色脂肪細胞の働きが悪いと脂肪を燃やせず、体温を上げることができません。
つまりこの働きが鈍いと、太りやすい体質になってしまいます。
褐色脂肪細胞の働きは遺伝子も関係しており個人差があり、
同じものを食べても太る人とそうでない人との違いのひとつはここにあります。

褐色脂肪細胞の量は、成長期に入ると減少していき、
成人になると非常に少なく、全脂肪細胞の1%以下にもなるといわれています。

生活習慣を改善することによって褐色脂質細胞を活性化することができ、
体温も基礎代謝も上げることができます。

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