ギムネマの効果・摂取量・食材・サプリメント

ギムネマのはたらき

ギムネマはインド原産ガガイモ科の植物です。学名の「ギムネマ・シルベスタ」の名で呼ばれる場合もあります。

ギムネマの葉を噛むと、舌の甘味を感じる部分に作用して、甘味だけを感じなくなってしまうという不思議な特徴があります。
砂糖の甘味を感じなくなるため、ケーキやお菓子なども味気なく感じてしまいます。
19世紀半ばからイギリスを中心に研究が進み、 葉に含まれる有効成分「ギムネマ酸」がわかりました。
ギムネマ酸は小腸でのブドウ糖の吸収を抑制する働きが確認されました。

ギネマムは古代より、糖尿病の治療や肥満に効果があるとして長く使われてきました。

胃からブドウ糖が入ってきても、小腸での吸収率が下がるわけです。
ブドウ糖の吸収率が下がれば血糖値が上がらないので、血糖値が上がらなければインシュリンが過度に分泌されなくなります。
インシュリンの分泌が抑制されれば、脂肪を吸収する作用が弱まり、結果的に体内に脂肪が蓄積されにくくなります。
この低インシュリンをもたらすギムネマの作用は、ダイエットに非常に効果的なのです。

さらに、小腸で吸収されなかったブドウ糖は大腸まで進んでいきますが、ここまで来たブドウ糖は、便通をよくする働きをします。
ふつうなら小腸で吸収され脂質となるブドウ糖が、大腸では善玉菌の栄養となります。
すると善玉菌が増え日和見菌まで味方につけ、腸の調子をよくするのです。
その結果、ダイエット・美肌の大敵「便秘」を解消する効果があらわれるのです。

ギムネマの健康効果

■糖尿病予防(血糖値上昇抑制)
■肥満予防
■便痛をよくする
■虫歯予防(虫歯菌の持つ酵素の活性を阻害して歯垢ができるのを防ぐ)

ギムネマが豊富に含まれる食材

ギムネマ

ギムネマの摂取方法・摂取量

食後にギムネマ茶を飲むのがおすすめです。
食事で血糖値が上がるのを防ぐために飲むわけですから、当然食事と一緒に飲んだほうがよいでしょう。
空腹時に飲んでも本来の力が発揮されません。
食後30分以内が目安です。
血糖値が上がり始めるのは糖質をとってから30分近くかかりますから、
理論的には、その間に飲んでしまえば、ダイエット効果があらわれるということになります。

成人男性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。
成人女性所要量:目安量は定められていません。製品の表示をお確かめください。

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