アレルギーにかかるとどんな症状が・・・

抗原が侵入し、肥満細胞上のIgE抗体と抗原とが結合すると細胞内部にシグナルが伝えられ、細胞が活性化し、次々と反応を起こします。

化学伝達物質が気管支に作用すれば、気管支平滑筋が収縮し、粘膜の腫れ、痰の分泌などによって気道が狭くなり喘息発作を起こします。

皮膚に作用すると炎症や腫れ、かゆみが起き、じんましんを起こします。

鼻の粘膜に作用すると血管透過性が亢進し、血液中の水分が集まり鼻粘膜が腫れて鼻づまりを起こしたり、神経刺激によってクシャミ、鼻汁が大量に出るアレルギー性鼻炎をもたらします。

消化管でこの反応が起こると腸の平滑筋が収縮して腸の動き(蠕動)が異常に高まり、腹痛、嘔吐、下痢などの消化管アレルギーをもたらします。

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