メタボの予防

メタボ予防には食事改善、運動、生活習慣の改善が効果的です。 中でも食事の改善と運動は、メタボの治療と予防の中心になります。

最も重要なのが食事改善です。
過食はメタボの大敵です。食べ過ぎは避けましょう。
次に脂肪分、塩分、糖質などの取りすぎに注意し、健康的でバランスの良い食事をしましょう。
具体的には、野菜中心の日本的な食事を心がけましょう。
また、食べる時間帯や食生活サイクルの改善も大切です。 できれば、1日3食、朝昼晩に規則正しく食事しましょう。

更に定期的に運動しましょう。
メタボの原因である内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ、運動によって減少しやすいという性質があります。
具体的には、20分以上の有酸素運動が最適です。例えば、ジョギング、ウォーキング、踏台昇降、サイクリング、エアロビクス、水泳などなど。

ただし、激しい運動は無酸素運動となり、内臓脂肪はあまり減少しないため、メタボ対策としては不向きです。

また、生活習慣の改善も大切です。
過度の飲酒は喫煙は控えるようにしましょう。
特にタバコはニコチンが含まれ、血管を収縮させ、高血圧や動脈硬化を促進しますので、メタボや関連疾患を悪化させる原因となります。禁煙をこころがけましょう。

飲酒やストレスは高血圧の原因になるので、適度な飲酒を心がけ、また普段からストレスをためないように工夫しましょう。

メタボを撲滅するためには内臓脂肪を減らすことが重要です。
運動・食事改善と共に内臓脂肪を減らすサプリを有効活用しましょう!

内臓脂肪に効く成分
内臓脂肪削減に効果のある成分には、どのようなものがあるでしょうか?

例えば、「ギムネマ」。炭水化物は摂取するとブドウ糖に変化し、腸壁から吸収されますが、ギムネマがブドウ糖の代わりに吸収されるため、糖分の吸収が抑制されるという効果があります。
またギムネマは脂肪の吸収も抑える作用もあります。

L-カルチニン」は、体脂肪を燃やす働きがある成分。この成分は加齢とともに減少し、不足すると太りやすくります。

キトサン」には、腸の掃除、血管の掃除、解毒・排毒作用、血圧調整作用、免疫力を高める作用、細胞の活性化などの作用があり、内臓脂肪のダイエットサプリとして使用されます。

EPA」、「DHA」は青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の一種で、肝臓のミトコンドリアを活性化させ、肝臓での脂肪燃焼効率をアップさせる働きがあります。

ラズベリー」はラズベリーケトンという成分が内臓脂肪の分解に作用します。

カテキン」はポリフェノールの一種で、多くの抗酸化作用があることが知られており内臓脂肪の低減にも効果的です。

踏み台昇降

踏み台昇降は有酸素運動に加え、比較的大きな筋肉の大腰筋、大腿四頭筋、腹筋、背筋、大殿筋を同時に鍛えることができる運動です。
テレビを見ながらや音楽を聴きながら、室内で気軽に出来るがいいですね。

踏み台昇降運動は、最も簡単で長続きできる有酸素運動方法のひとつです。
踏み台昇降で筋肉が鍛えられれば、基礎代謝が向上。基礎代謝が向上するとより脂肪燃焼効率が高まります。
そして、リバウンドしにくい、健康でメリハリのある体になるでしょう。

一般的には「ステッパー」を購入してエクササイズする人が多いです。

デメリット
足、膝、腰に負担がかかるので、痛める場合も。不安を感じる方は控えましょう。
ステッパー使用時、商品によってはキーキー音がする
飽きてくるので忍耐が必要かも

水中ウォーキング

メタボ対策として特に年配の方に一番オススメのエクササイズです。
またひざや腰が悪い人でも比較的チャレンジしやすい有酸素運動です。

水中ウォーキングは、浮力、水圧、水の抵抗、水の熱伝導性などの水の特性から身体のために最もよいスポーツであると言われています。

それは、水の中なので膝や腰などへの負担の少ない状態で、普通のウォーキングよりもずっと効率よくカロリーを消費するからです。

1.水に入る前に十分ストレッチを行う

2.腰または胸のあたりまで水につかる

3.姿勢は背筋をまっすぐに伸ばす

4.手は軽く握って肘を曲げて大きく振る

5.足はかかとから着地して、そのあとは足裏全体でしっかり踏みしめて歩く

※歩き方は大股歩き、後ろ歩き、横歩きなど他にもいろいろあります。
※時間は15分~20分程は歩きましょう。

デメリットはプールに行かなくてはならず、手軽に出来ずらい、費用がかかることでしょうか。

ウォーキング

メタボの場合は、内臓脂肪が原因なので、皮下脂肪による肥満に比べると、比較的脂肪を燃焼させやすいという特徴があります。

正しいウォーキングをすれば、有酸素運動の効果で内臓脂肪・皮下脂肪が燃焼されます。

1、正しい姿勢で立ち、目線は5~6メートル先を見る。

2、歩幅は広めで、膝を伸ばしたまま足を出し、かかとから着地。

3、腕は歩く速度に合わせて、意識してリズムよく振る。

4、腹式呼吸。鼻から息を吸って、口から息を吐く。一定の呼吸のリズムを作りましょう。

5、心拍数をある程度上げるために、自分でできる範囲で速めに歩きましょう。

※最低でも1日20分は歩くようにしましょう!

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